独立行政法人 国立病院機構 村山医療センター

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言語聴覚療法(Speech-Language-HearingTherapy:ST)

言語聴覚療法(Speech-Language-HearingTherapy:ST)


言語聴覚療法(Speech-Language-HearingTherapy:ST))とは

 言語聴覚療法とは、コミュニケーションや食べることに障害を持つ方々の言語や聴覚、摂食・嚥下機能の獲得・回復・維持を支援し、機能的な側面と同時に「生活の質(QOL)」を高めるために行われるリハビリテーションの一領域です。また機能そのものの獲得や回復が困難な場合には、補助具(補聴器や人口内耳、人工喉頭)や拡大・代替コミュニケーション(AAC)の訓練を行い、家族や学校・職場での社会的不利の軽減を図るため、家族や教師、職場の上司や同僚などにさまざまな助言や指導を行うことも含まれています。

当院ST室の特色

 当院ST室では、言葉が不自由になってうまく意思が伝えられない、人の言っていることが理解できないなどの言語症状を呈する失語症、発語器官の麻痺で言葉が不明瞭になり、相手にうまく意思が伝えられない運動障害性構音障害、麻痺により食べ物の送り込みやむせ込みなどでうまく食べ物が食べられない摂食・嚥下障害の他、注意力や記憶力が低下し、複雑な動作が行えないなど日常生活に支障を来たす高次脳機能障害の方々に対し、円滑に日々が過ごせるように訓練や指導を行っています。

当院言語聴覚療法の紹介

現在のスタッフ:言語聴覚士4名
主な対象疾患:脳卒中、内科疾患、脊髄損傷などにより日常生活に支障がある方など

言語障害の種類


評価・訓練の流れ


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