独立行政法人 国立病院機構 村山医療センター

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トピック

新病棟開設にむけて 新病棟見学ツアー開催


副院長 谷戸祥之

建設中の新病棟見学ツアー

平成30年10月11日、希望者のなかから抽選で20名の職員が新病棟見学ツアーに参加しました。秋雨のなか新病棟の東側広場におそろいのヘルメットをかぶった職員が集合しツアーが始まりました。
実は私自身は病室のレイアウトの確認のために少し前に新病棟内に入れてもらってました。今回の見学ツアーにどうしても参加したかったのは、来年そこで働くことになる当院の職員達の反応がみたかったからです。私自身としては新病棟のつくりにすごく感激したのですが、他の職員、特に若い看護師さん達がどうみるのかすごく不安でした。

新しい病棟に感激

すが、他の職員、特に若い看護師さん達がどうみるのかすごく不安でした。 今回入れていただいたのは新病棟の1階、地域包括病棟です。患者さんの食堂から入り、ナースステーション、休憩室、4人部屋、個室、風呂などを見させていただきました。当院には運動器疾患の患者さんが多数入院されます。そのため新病棟では4人部屋も広く車椅子でも不自由なく過ごせる構造に気をつかいました。廊下も広くストレッチャーが余裕ですれちがえます。現在の病棟とは比べようもありません。もちろんまだ病棟の建物全体に覆いがかかっており光ははいらず数少ない裸電球のもと、うす暗い状態でした。

しかし私の心配とは裏腹に職員の表情は明るさに満ちていました。「広い―!」、「かっこいい!」、「すごい!」、「この吹き抜けはどう演出されるの?」など希望と期待に満ちた声にあふれました。「先生、これならモチベーションあがりますね」、「もっと頑張って働きますね」などの嬉しい言葉をもらいました。

新しい村山医療センターの建設に向けて

朝妻院長と私が当院に赴任し、新病棟建設の企画から交渉、設計、また交渉など多くの時間と手間をかけました。なかなか思うようにいかず難渋したことも多々ありました。かつての負の遺産に苦しみ、工期の遅れも生じました。しかし、これまでの多くの苦労は新病棟で働くことになる今回参加してくれた職員達の明るい笑顔によって霧散しました。

順調にいけば来年3月に引っ越しになります。昭和前期に建てられた村山医療センターの建て直しの半分が完成します。そしてまだ外来棟や検査棟、手術棟、管理棟の建て替え計画は始まっていません。

どこにだしても恥ずかしくない、新しい国立病院機構村山医療センターの建設にむけ今後も努力してまいります。

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