野菜の話 砂糖を控えた和え物はいかが?
村山医療センター 医局秘書
アルーナ
こんにちはアルーナです。
前回に引き続きは野菜のお話です。今回は野菜と調味料。
あわせてこちらの前回の記事「やさいの日」もご覧ください。
砂糖を控えた和え物
アルーナ:
前回野菜の話しがあったけど
砂糖や油には注意って言われたから、どのような料理が良いのかわからなくなっちゃった。
砂糖はどう考えれば良い?
マルリン:
例えば、お彼岸だからってあんこや砂糖たっぷりのきな粉をまぶした「おはぎ」をいつもの御飯代わりにして、砂糖たっぷりの野菜の煮物や胡 麻和えを一緒に食べたら・・・
砂糖が多いって思うわよね。
そのような時は砂糖を控えた和え物にしてみたら、どう?
アルーナ:
砂糖を控えた和え物?
マルリン:
茹でた野菜にポン酢をかけることもそうだけど、お浸しに醤油だけではなくてかつお節といっしょに和えることがあるでしょ、それよ。
わさび醤油や辛子醤油も美味しいわよ。
風味があるから醤油だけかけるより、塩分を抑えられる効果もあるの。
アルーナ:
ふ~ん。
でも、でも、こってりと、つやっと光っている野菜の煮物はおいしいでしょ。
「だし」をきかせて砂糖や醤油を控えても美味しいけど、あの「つやっと輝く」料理にはならないの、どうしたら良い?
マルリン:
あの「つや」は見た目の美味しさには大切よね。
そういう時は、だしをきかせて砂糖と醤油を控えて味付けをした煮物に砂糖と醤油の煮詰めた汁を表面にからめるのよ。
最初はさっぱり調理して、最後にこってりとした調味液包むことで全体の調味料を減らせるでしょ。
完全に同じとはならないけど、試してみて。
9月16日~31日の予定献立表です
次回も引き続き野菜のお話、油について聞いてみます
野菜の調理には砂糖や油が不可欠と思っていたアルーナでした。
今回のような調理の工夫が、患者さんの病院食にも役立てられているんですね。アルーナはさっそく家で試してみます!