独立行政法人 国立病院機構 村山医療センター

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整形外科

副院長就任のご挨拶


谷戸 祥之

 本年4月より副院長としての任務を承りました。これまで以上に村山医療センターのために努力するよう頑張っていきますので宜しくお願いいたします。
私は2013年10月1日に手術部長として村山医療センターに赴任いたしました。かつて1983年7月から一年間大谷清院長のもと、国立村山病院で修業をさせていただいたのが、私の脊椎外科医としての1年目でありました。その後慶應義塾大学病院、藤田保険衛生大学病院、防衛医科大学校と三つの大学病院などで臨床、研究、教育に携わり、多くの後輩達に恵まれて仕事をすることができました。20年間の外回りのあとで村山医療センターにもどってきたことになります。
さて私が再就職してからのこの3年半の間に当院は大きく変わりました。手術室に3DCTとナビゲーションシステム、手術用顕微鏡などの機材を充実させました。ネットを用いた初診予約システムを確立し、電子カルテを導入し病院機能評価も経験しました。朝妻院長のご努力の結果、防衛医大より吉原愛雄先生を臨床研究部長として向かい入れ、慶應医局より麻酔科常勤医は確保されました。手術件数は年々増加し、脊椎脊髄手術件数は900件に届きそうです。

手術件数の推移

 私が赴任する前の村山医療センターは腰椎分野では有名でした。しかし、私が白石建先生(元東京歯科大学市川総合病院教授)に教えをうけた低侵襲頸椎除圧術(skip laminoplasty)を導入してから、頸椎手術は2012年度の4倍強と急速に増加しました。

頸椎手術件数の推移

 昨年には東京女子医科大学八千代医療センターより大石英人先生を迎え、2人の常勤医による外科部門も復活しました。現在脊椎脊髄を専門にする常勤医は12人となりました。国内でも12人のスタッフによる脊椎脊髄病院はありません。また本年より下肢関節スタッフによる人工関節センターが稼働し始めました。
これから当院はまだまだ変革をむかえます。来年秋には新病棟が建設される予定ですでに工事は開始されました。さらに新外来棟の建設へむけての努力が必要です。職員一同協力して働きやすく、安全な環境を整えていきます。宜しくお願いいたします。

新病棟、新外来棟完成予想図
(新病棟、新外来棟完成予想図)


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